【症例報告】坐骨神経痛|来風接骨院+Rebody 石岡
〇年齢:72歳
〇性別:男性
〇職業:無職(趣味:ゴルフ・ゲートボール)
〇主な症状:右下肢側の坐骨神経痛のような症状
〇原因:1年前よりゴルフをしている際に痛みが出ていたが、「いずれ治るだろう」と様子をみて いたことで痛みが強くなってきた
〇既往歴:椎間板ヘルニア
【お悩み】
病院で坐骨神経痛と診断、以前は散歩で2キロほど歩けていたが、最近は右下肢の痛みがあり1キロ歩くのがやっと。
趣味のゴルフも再開したいが、「辛い坐骨神経痛の痛みが出るのでは…」という不安で思い切ってできないことが悩み。
【検査】
カウンセリング後に動作評価を実施。
中腰姿勢での骨盤回旋動作を確認したところ、左回旋時に身体が右側へ傾き、右臀部に痛みが出現。
回旋動作に左右差があり、骨盤の重心移動がうまくできず 右臀部に過剰に体重が乗ってしまうクセ が原因と推測しました。
【初回施術】
+Rebodyの手技療法で、
- ベッド上で胸郭・骨盤など体幹の歪みを調整
- 右股関節の可動域改善
- 仰向けで膝の伸展・屈曲運動を行い、背部・腹部・臀部に力を入れる意識づけ
運動療法では、バーにつかまりながら
- 体重移動を意識した骨盤・胸郭の連動運動
- スクワットで殿筋が働く感覚づくり
施術後には坐骨神経痛特有の痛みは残るものの、歩行時に「お尻から脚が伸びる」感覚が出て、足がスムーズに前へ出る感覚が現れました。
【3回目施術】
歩行時に右下肢の坐骨神経痛のような痛みが少し残るものの、来院時の強い痛みは消失。
先日「家族旅行に行けた」と嬉しい報告をいただきました。
その後痛みが再度強くなる場面がありましたが、ご本人からは
「旅行中調子が良くて歩きすぎたかも」とのお話も。
まだ 上半身と下半身の動きの連動のタイミングが合っていないこと が痛みの原因の一つと考え、アシステック®を使った歩行訓練を実施。
骨盤と股関節を意識した回旋運動を続け、よりスムーズに歩けるよう一緒に運動療法に取り組んでいます。
【同じ症状でお悩みの方へ】
坐骨神経痛の方の多くは痛みがある場所ばかりに原因に意識が向きがちですが、実は 体幹の衰えや、痛みの出ていない部分の動きの悪いクセ が原因になっていることはとても多いです。
カラダの“かくれた悪いクセ”が整い、スムーズに動けるようになることで、
今ある痛みや「動くのが不安」という気持ちはしっかり改善していきます。
つらい坐骨神経痛や、歩行・趣味への不安がある方は、一度ご相談ください。
あなたの生活がまた前向きに動き出すよう、しっかりサポートします。
