【症例報告】四十肩(肩関節周囲炎)
来風接骨院+Rebody 石岡
年齢:46歳
性別:男性
職業:会社員(趣味:ゴルフ)
主訴:衣服の着脱時に腕を後方へ回す動作で疼痛が出現
原因:業務にてハンマーを振り下ろす動作が増加し、右肩に違和感を自覚するも約3か月放置
既往歴:頸椎捻挫、急性腰痛症(ぎっくり腰)
【自覚症状】
日常生活動作において、
・衣服の着脱
・棚の物を取るために上肢を挙上する動作
で疼痛を伴い、動作制限を自覚。
過去に医師より四十肩と診断された既往あり。
【検査所見】
カウンセリング後、動作評価および触診を実施。
・右肩関節外転:100°で疼痛出現(可動域制限あり)
・水平屈曲動作時に疼痛増強
・右肩甲骨肩峰部に圧痛を認める
これらの所見より、肩関節単独の問題ではなく、
胸郭・体幹の可動性低下が関与した四十肩(肩関節周囲炎)と推測する。
【初回施術内容】
+Rebody独自の評価に基づき、肩関節局所のみではなく、
胸郭および骨盤帯を含めた体幹アライメントの調整を実施。
・胸郭・骨盤の徒手的調整
・右鎖骨の自動介助運動
・側臥位での体幹側面および背部筋群の滑走性改善
・肩関節可動域拡大を目的とした運動療法
運動療法では、アシステック®を用いた無限ループ運動および盃動作を行い、
肩関節と体幹の協調的な運動パターンの再学習を実施。
施術後、右肩関節外転は120°まで改善し、挙上時疼痛は軽減した。
【経過(4回目施術時)】
・右肩関節外転:150°まで改善
・水平挙上時の疼痛は軽減
・衣服の着脱動作はほぼ問題なく可能
四十肩は肩関節自体の障害と捉えられがちであるが、
本症例では体幹機能低下が大きく影響していた。
ストレッチポール®を用いた背部・胸郭の可動性改善エクササイズを指導し、
再発予防を目的としたセルフケア指導を併用した。
【考察】
四十肩(肩関節周囲炎)は、
肩関節の炎症のみならず、胸郭・体幹・肩甲帯の可動性低下が
症状の長期化に関与するケースが多い。
肩関節局所のみへのアプローチではなく、
全身の運動連鎖を考慮した評価と施術が重要である。
【同様の症状でお悩みの方へ】
四十肩は、初期段階では違和感程度であっても、
放置することで可動域制限や慢性疼痛へ移行することがあります。
「腕が上げにくい」「服の着脱がつらい」などの症状がある場合は、
早期にご相談ください。
来風接骨院+Rebodyでは、
肩関節のみならず体幹・姿勢・動作パターンまで評価し、
再発予防を含めた施術を行っております。
