症例報告】交通事故によるむち打ち(頸部捻挫)

【症例報告】交通事故によるむち打ち(頸部捻挫)

来風接骨院+Rebody 石岡

年齢:27歳
性別:男性
職業:会社員
主訴:頸部回旋時痛および左上肢へのしびれ
受傷機転:バイクでの転倒事故により頭部を路面に打ち付け、頸部に強い負荷が加わり、医師よりむち打ち(頸部捻挫)と診断
既往歴:特記事項なし

【自覚症状】

リモートワーク中のパソコン作業において左上肢のしびれが出現。
また、長時間の座位姿勢により頸部痛と頭痛が生じ、業務への集中が困難な状態であった。

事故後、痛みが軽減した時期もあったが、
「むち打ち症状が長引いている」「このまま後遺症が残るのではないか」という不安から来院。

【検査所見】

カウンセリングおよび動作評価・整形外科的テストを実施。

・頸部回旋動作時痛:強陽性
・ジャクソンテスト:陽性
・左肩関節外転:110°で可動域制限および疼痛
・左肘関節、左手関節にも転倒時からの可動時痛を認める

これらの所見より、
頸部局所の問題だけでなく、
胸郭・体幹・上肢の運動連鎖不全を伴うむち打ち症状と判断。

【初回施術内容】

+Rebody独自の評価に基づき、
頸部のみならず体幹機能と上肢の連動性を重視した施術を実施。

・胸郭および骨盤のアライメント調整
・左鎖骨の自動介助運動
・側臥位での体幹側面および背部筋群の滑走性改善
・頸部に対しては小刻みな回旋運動を用いた徒手療法により筋緊張と癒着の改善
・左上肢の可動域改善を目的とした運動誘導

運動療法では、アシステック®を用いた無限ループ運動および盃動作を行い、
肩関節・頸部・体幹の協調的な運動パターンの再構築を図った。

施術後、左肩関節外転は130°まで改善し、挙上時の疼痛は軽減した。

【経過(10回目施術時)】

・左肩関節外転:170°まで改善
・水平挙上時の疼痛は大幅に軽減
・頸部可動域も改善し、日常生活およびデスクワーク時の症状はほぼ消失

ストレッチポール®を用いた背部および胸郭の揺らぎ運動を、
徒手療法と運動療法に組み合わせることで、
事故後に固定化していた動作パターンの改善を図った。

本人は他県在住で帰省時のみの通院であったため、
症状安定後はかかりつけ医療機関へ引き継ぎとした。

【考察】

交通事故によるむち打ち症状は、
頸部の炎症や筋緊張だけでなく、
体幹・肩甲帯・上肢の動作不全が影響し、
症状の長期化や再発につながるケースが多くみられる。

そのため、
頸部局所への施術だけでなく、
全身の運動連鎖を評価し再教育することが重要である。

【同様の症状でお悩みの方へ】

交通事故によるむち打ち(頸部捻挫)は、
「少し痛いだけ」「時間が経てば治る」と自己判断してしまい、
適切なケアを受けないまま経過するケースが少なくありません。

しかし、
事故直後は症状が軽くても、
数か月〜数年後に首の痛み・頭痛・しびれ・自律神経症状として
現れることもあります。

来風接骨院+Rebodyでは、
むち打ち症状に対して

✔ 頸部だけでなく体幹・姿勢・動作パターンまで評価
✔ 手技療法と運動療法を組み合わせた施術
✔ 再発・後遺症予防を目的としたケア

を行っております。

交通事故後の首の痛み・しびれ・違和感でお悩みの方は、
我慢せず、お早めにご相談ください。

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