【症例報告】オスグッド|来風接骨院+Rebody 石岡
年齢:11歳
性別:男性
職業:小学生(サッカー)
主な症状:両膝の痛み(脛骨結節部の圧痛、しゃがみ動作時痛)
原因:サッカーの練習でのターン動作の繰り返しや、走る練習量が増えてきた頃から両膝に痛みが出現
既往歴:特になし
【お悩み】
週2回のサッカーの練習に参加したいが、両膝の痛みで思うように走れず、練習に参加するのが辛い状態。
整形外科でオスグッド病と診断され、膝のバンドと湿布を処方され「安静にしてください」と言われたものの、なかなか痛みが引かず不安に。
練習に参加するためのケア方法を知りたい との思いから来院されました。
【検査】
カウンセリング後に動作評価を実施。
しゃがみ動作では、膝屈曲90°を超えたあたりから痛みが出現。
ジャンプの着地動作や、走る際の蹴り出し動作でも痛みがみられました。
特に、
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しゃがみ始めに両膝が内側に入る動き
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片足立ちで姿勢を安定して保てず、フラつく様子
が確認され、体幹と下半身の安定性不足が膝への負担につながっていると判断しました。
【初回施術】
+Rebodyの手技療法で、胸郭・骨盤など体幹と骨盤の歪みを整え、立位姿勢の安定した土台づくりを行いました。
膝前面の筋緊張が強いため、臀部と腹部を意識したベッド上での運動療法を実施。
運動療法では、
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バーを使ったスクワット動作(膝に力が入らないよう、お尻とお腹を意識)
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バランスディスクを使った片足立ちで、全身の力を抜いて立つ練習
を行いました。
施術後は痛みが多少残るものの、右足でしっかり踏み込めるようになり、体幹の左右のブレが軽減して歩行が安定していました。
【3回目施術】
バランスディスクでの片足バランス運動、スクワット、ボールを蹴る動作を取り入れ、体幹を使って力まずに立つ感覚づくりを行いました。
左右への重心移動が苦手だったため、リアライン・コア®を装着し、中腰姿勢での回旋動作を実施。
その結果、サッカー中の膝の痛みが軽減してきました。
両膝のオスグッド病による骨の突出と圧痛は残存していますが、
「膝をついても気にならない程度の痛み」まで改善し、練習にも参加できるようになっています。
現在は捻挫も完治し、月1回の体幹ケアを継続中です。
【同じ症状でお悩みの方へ】
オスグッドに限らず、成長期のお子さんは、痛みを我慢したまま運動を続けたり、誤ったカラダの使い方を続けることで、ケガや骨の変形につながる可能性があります。
正しい姿勢で、正しくカラダを使える状態をつくり、
治療が必要な時期はしっかり治療を行うこと がとても大切です。
来風接骨院+Rebodyでは、
お子さんの将来の運動パフォーマンスと成長を考えたサポートを行っています。
膝の痛みやオスグッドでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
