【症例報告】半年前から右膝が痛くて歩くのが辛い…「家族と旅行に行きたい」と来院された60代女性
茨城県石岡市で変形性膝関節症で悩む60代女性の症例です。
60代・女性・主婦
【来院されたきっかけ】
普段から散歩を日課にしていた60代女性。
ところが半年前から右膝に痛みが出始め、整形外科を受診したところ「変形性膝関節症」と診断されました。
「湿布を貼って様子を見ましょう」と言われ、自分でも動画を見ながら運動をしていたそうです。
しかし、少しずつ痛みが強くなり、歩くこともつらくなってきました。
そんなとき、当院に通っているお姉さんから紹介され、来院されました。
【お悩み】
一番のお悩みは、膝の痛みそのものだけではありませんでした。
「膝が痛くて歩くのがつらい」
「このまま歩けなくなったらどうしよう」
「姉妹や家族と一緒に旅行に行きたい」
という思いがありました。
旅行に行くためにも、もう一度安心して歩けるようになりたいとのことでした。
【問診・評価】
歩行を確認すると、10分ほど歩くと右膝に痛みが出てきます。
同時に腰にも痛みが出ますが、少し休むと軽減する状態でした。
しゃがみ動作では、膝を45°ほど曲げたところで痛みが出現。
さらに中腰で骨盤を左右に動かす動作を確認すると、左に回ったときに右膝が内側に入りやすく、右のお尻で身体を支えにくい左右差がPoslog評価でも確認できました。
そこで今回は、膝だけを見るのではなく、腹圧が抜けて右のお尻や体幹で身体を支えにくくなっていることが、膝への負担につながっている可能性があると考え、施術を行いました。
【手技療法】
まずベッドで仰向けになり、骨盤と胸郭の調整を行いました。
その後、腹圧を意識しながら股関節を曲げ、足で蹴り出す運動を行いました。
腰や膝だけで頑張るのではなく、身体の中心から力を伝える感覚を意識してもらいます。
さらに背中の筋肉も使えるように、身体の動きを確認しながら運動を行いました。
【運動療法】
両股関節と膝がうまく連動して動けるよう、呼吸のエクササイズを行い、腹部・お尻・背中の筋肉を使う感覚を確認しました。
その後、膝立ちから正座へゆっくり動く運動を行い、姿勢とお腹の力を意識しながら繰り返しました。
施術後は、立った状態からの膝の曲がりが45°から90°まで改善しました。
ただし、膝の痛みそのものについては「痛みは変わらない」とのことでした。
【今後の施術】
痛みの変化だけで判断せず、身体の動きも確認しながら、今後は腹部のインナーマッスルと臀部を意識したバーでのスクワットや、股関節をしっかり動かす運動を続けていきます。
「膝を治す」だけではなく、これからも歩き、旅行や家族との時間を楽しめる身体を目指していきます。
【同じようなお悩みの方へ】
変形性膝関節症と診断され、
「年齢だから仕方ない」
「膝が悪いから、歩くのを控えよう」
と考えてしまう方もいると思います。
もちろん、膝の状態を医療機関で確認することは大切です。
そのうえで、膝だけではなく、歩き方や股関節、骨盤、体幹の使い方まで一度確認してみることも大切です。
「また散歩したい」
「旅行に行きたい」
「家族と一緒に出かけたい」
そんな目標がある方は、痛みを我慢して諦めてしまう前に、一度ご自身の身体の動きを確認してみませんか?
